# 『GTA VI』公式盤は34曲、Justiceが担うゲーム音楽

- 媒体: Andown（行灯）— そこにある光
- URL: https://andown.space/gta-vi-une-bande-son-signee-justice/
- 公開日: 2026.10.19 / 更新 2026.10.19
- 著者: Andown
- 時間軸: シーンと言説の潮流（1〜3年）
- テーマ: 音楽×ゲーム（https://andown.space/topics/music-x-gaming/）
- フック: 遊ぶ前から始まる、音との出会い

> 仏誌Les Inrockuptiblesは、Rockstar Gamesが『GTA VI』の音楽をJusticeに委ねたと報じた。公式盤は34曲を収録し、発売前から楽曲を配信。ゲームの音楽が作品内にとどまらず、異なるアーティストを結ぶ共同制作と、独立したリリースの場として組み立てられている。

## ゲームを待つ時間に、音楽が届く

ゲームの発売を待つ時間に、その世界の音楽が先に届く。Les Inrockuptiblesの2026年10月16日付記事によると、Rockstar Gamesは前日、『Grand Theft Auto VI』の音楽をフランスの電子音楽デュオ、Justiceに委ねたと発表した。同記事が伝えるゲームの発売予定日は、2026年11月19日である。

同時に紹介されたのが「Flower in a Hurricane」だ。参加者にはオーストラリアのTame Impala、King Gizzard & The Lizard Wizard、米国のSZAが並ぶ。ゲームに既存曲を添えるという説明だけでは捉えきれない、共同制作の顔ぶれである。国や活動の異なる音楽家が、ひとつのゲームの公式作品に集まっている。

兆しは、起用された名前の大きさだけにあるのではない。ゲームをまだ遊べない段階で、楽曲はすでにストリーミングで聴ける。音楽が発売後の体験を支えるだけでなく、発売前からゲームへの入口にもなる。少なくとも今回の発表では、その順序がはっきり見える。

## 34曲の公式盤と、段階的な公開

「Flower in a Hurricane」は、公式コンピレーション『Grand Theft Auto VI: The Album』に収録される34曲のうちのひとつだ。記事はJusticeがゲームのサウンドトラックを作曲したと伝える一方、公式盤には複数のアーティストの楽曲を挙げている。Justiceが34曲すべてを制作したのか、ゲーム内の音楽全体をどこまで担当するのかは、この短い報道だけでは確定できない。

発表は一度きりではない。Rockstar Gamesは9月の時点で、公式盤から6曲を公開していたという。その中には、Guy-Manuel de Homem-ChristoがプロデュースしたTravis Scottの「RHYNO」も含まれる。8月末の予告映像、9月の楽曲公開、10月のJusticeの発表。記事に記された経緯を追うと、音楽が発売までの時間を区切る役割も担っていることが分かる。

なぜこの時期なのか。記事には担当者の説明や制作予算、契約条件はない。ただ、発売前に曲を単独で聴ける状態をつくり、公式盤というまとまりも示している。ゲームの告知と音楽のリリースが、同じ日程の中に配置されているのである。それが音楽を聴く人とゲームを待つ人の接点を増やす可能性はあるが、実際の聴取数や購買への効果は示されていない。

## 共同制作の場として広がる余地

今後1〜3年という時間軸で注目できるのは、ゲームの公式盤が、異なる音楽家を結びつける制作の場としてどこまで機能するかだ。今回の「Flower in a Hurricane」では、ひとつの曲に複数の名前が集まる。ゲームの物語や映像とは別に、その組み合わせ自体が、聴く理由になり得る。

もうひとつは、ゲームを購入しない人にも音楽が届く経路である。配信で先に曲に触れた人がゲームへ向かうことも、ゲームを待つ人が参加アーティストの作品へ進むことも考えられる。ただし、これは公開の仕組みから読み取れる可能性だ。今回の記事は、そうした往来がすでに起きたことを示すデータまでは伝えていない。

この方式がほかの作品に広がるかどうかも、まだ分からない。『GTA』というシリーズの規模と、今回の参加者の顔ぶれを切り離して一般化することはできない。それでも、曲の先行公開と公式盤、ゲーム本編を別々の入口として設ける構成は確認できる。音楽とゲームの接点を、作品内の使用場面だけで測れなくなる動きだ。

## 日本からは、曲の入口を分けて見る

日本から読む際にも、海外の大型ゲームが著名な音楽家を起用した、という話だけではない。フランスのデュオが音楽を担い、オーストラリアや米国のアーティストが参加する。その作品はゲームの発売に先立ち、配信で聴ける。制作の国と、曲に出会う場所が一致しない構造が見えている。

出典には、日本での配信条件や国内作品との比較材料はないため、日仏の制作慣行の違いまでは論じられない。ここで読み取れるのは、ゲーム音楽を本編に付随するものとしてだけでなく、独自の公開日程と参加者を持つ作品として見る視点だ。遊ぶことと聴くこと。その入口を分けながら結ぶ試みが、今回の34曲の公式盤に表れている。

## 要するに

- 『GTA VI』の音楽にはJusticeが起用され、公式盤には34曲が収録されると報じられた。
- 発売前の楽曲配信が、ゲームとは別に音楽へ触れる入口をつくっている。
- 共同制作と段階的な公開が、音楽とゲームの接点を本編の外にも広げている。

## 出典（エビデンス）

1. [二次] Les Inrockuptibles「“GTA VI” : une bande-son signée Justice」 (2026-10-16) https://www.lesinrocks.com/musique/gta-vi-une-bande-son-signee-justice-704356-16-10-2026/
   > "En écoute sur les plateformes de streaming, Flower in a Hurricane est une des 34 chansons qui composeront Grand Theft Auto VI: The Album, la compilation officielle du jeu."
   > 訳: ストリーミングサービスで聴ける「Flower in a Hurricane」は、ゲームの公式コンピレーション『Grand Theft Auto VI: The Album』を構成する34曲のうちのひとつだ。
   確認日: 2026-10-19

## 用語

- **コンピレーション** / Compilation: 複数のアーティストの楽曲を、地域やジャンルなどのテーマで集めた作品。収録曲の紹介だけでなく、特定の音楽シーンを外へ伝える役割も持ち、媒体はレコードやCDに限らない。 https://andown.space/glossary/compilation/
- **サウンドトラック** / Soundtrack: 映画やゲームに結びついた音楽や、その収録作品を指す言葉。劇伴だけを収める場合も、歌ものや既存曲を含む場合もあり、具体的な収録範囲は作品ごとに確かめる必要がある。 https://andown.space/glossary/soundtrack/
- **ストリーミング** / Music streaming: ネットワーク経由で音源を受信しながら再生する提供方式。音楽市場では有料契約や広告などに支えられるが、市場収入と個々のアーティストの受取額は同じ指標ではない。 https://andown.space/glossary/music-streaming/
- **制作予算**（せいさくよさん） / Production budget: 作品を制作するために見積もり、配分する費用の計画。出演や撮影、編集などを含む範囲は案件ごとに異なり、完成後の実際の支出総額とは区別される。 https://andown.space/glossary/production-budget/

---
この記事の写真は出典記事の空気感をもとに AI で生成したイメージです。引用の際は上記の出典を一次資料として参照してください。
