景気後退などの後に、ある層や分野は上向く一方、別の層や分野は低迷するという、方向の分かれた動きを表す言葉である。上と下へ枝分かれする形を文字のKになぞらえている。市場全体が同じ速度で回復するという見方とは異なる。
本記事では、クリスティーズの担当者が、購買力の弱い顧客の離脱と、最も裕福な層による支出の継続を説明するために用いている。競売の好調が、幅広い消費者の購買意欲の回復を意味するわけではない、という区別に関わる。
ただし、これは担当者の市場認識であり、記事には所得層別の購入額など、その説明を直接検証できる詳細な統計は示されていない。日本の消費動向にもそのまま当てはめず、誰の支出がどの分野を支えているのかを読むための概念として扱う必要がある。