細かなレンズ構造を持ち、見る方向に応じて異なる画像が目に届くようにするフィルム。対応する図柄と組み合わせることで、画像が切り替わったり、立体的な奥行きが感じられたりする効果を作る。
出典記事では、パラスがレコードに取り入れられる加飾の一つとして紹介されている。音を記録する方式そのものではなく、盤を見たり動かしたりする際の視覚体験に関わる技術である。
静止した写真だけでは見え方の変化が伝わりにくく、実物を見ることに意味が生まれる。その性質が、音楽をモノとして所有する体験と接点を持つ。ただし、視覚効果があることから音質や耐久性は判断できない。日本で流通する製品についても、実際の加工方法や見える効果は製品ごとの仕様を確認しなければ一括りにできない。