フィジタルは、物理的なものを意味するフィジカルフィジカルPhysical releaseレコードやCDなど、物理的な媒体で発売される音楽商品を指す言葉。音源に加えて装丁や手に取る体験を持ち、店頭販売や収集とも関わる。用語集で詳しくと、デジタルを組み合わせた言葉である。モノとオンラインの内容を別々に提供するだけでなく、モノに触れることや読み取ることを、デジタルの体験につなげる考え方を指す。
音楽では、カードや身につける商品などからアルバムの内容へアクセスする形式が一例になる。購入者が所有する対象と、実際に音楽を聴く入口が結びつくため、音源の提供方法だけでなく、商品の形や収集体験も設計の対象となる。
ただし、フィジタルという呼称だけで、アクセスの継続期間、音源の保存方法、利用できる機器などが決まるわけではない。日本で紹介する際にも、商品そのものの所有と、デジタル内容を利用できる条件を区別して読む必要がある。