商品やサービスが顧客に届くまでの、異なる段階の事業を同じ企業や企業群が担う構造。同じ種類の会社を買い足す水平的な拡大とは区別される。ライブ分野では、公演の企画、会場運営、チケット販売などを結びつける形がある。
事業間の調整や設備・人員の活用をしやすくする可能性がある一方、各工程を同じ企業群が担うだけで、効率化や収益改善が実現したとはいえない。取引条件や他社の参入機会への影響も、個別に確認する必要がある。
日本の事例を読む場合も、企業名が同じかどうかだけでなく、出資関係、契約、実際の運営主体を分けて見ることが重要になる。会場運営会社の株式取得は、土地や建物の所有権取得と必ずしも一致しない。