競売会社が作品の状態、来歴、過去の取引、需要などを踏まえて示す価格の見込み。通常は下限と上限を持つ範囲で表示され、買い手が入札を検討する際の目安になる。作品の価値を確定するものでも、売却を約束するものでもない。
予想価格は販売の設計にも関わる。低めに設定して参加者の関心を集める場合、予想内で落札されたという結果だけでは、以前より需要が強まったとは判断できない。今回の記事は、競売会社が売却率を重視して下限を抑える点を論じている。
日本から海外の結果を比較する場合も、予想価格と公表された販売額の条件をそろえる必要がある。手数料を含む価格と含まない価格を比べると、予想を上回ったかどうかの理解が変わり得る。