事業の収入と費用が等しくなる境目を指す会計の用語。利益を大きくすることとは異なり、まず赤字を出さずに開催を終えられる水準を考えるための概念である。来場者数だけでなく、一人当たりの売上や協賛収入、費用の構成によって変わる。
フェスでは、会場や設備など開催に伴う費用と、販売数などに応じて変わる費用を分けて見ることが重要になる。出演料の減額や企業の支援があっても、それだけで収支が合うとは限らない。FORMの主催者も、収支を合わせる計画を立てながら実現できていないと述べている。
日本の催しを含め、券価や完売の知らせだけから採算は判断できない。また、主催者の説明と、会計資料で確認された収支は区別が必要だ。本記事では具体的な赤字額や必要販売枚数が示されていないため、その境目を数値化することはできない。