会場や公演で受け入れ可能な観客数に対し、実際の入場がどの程度だったかを示す指標。本記事では、出典の「taux de remplissage」を動員率と表記した。観客の総数とは異なり、開催規模に対してどれほど埋まったかを見るための数字である。
高い動員率は、そのまま黒字を意味しない。収入は料金設定や無料枠などにも左右され、支出には出演、技術、警備などの費用がある。満員に近い公演でも、収入が支出を下回る可能性は残る。動員率と収支は別の指標として扱う必要がある。
日本のイベントと比べる際には、複数日の延べ人数か、個別公演の平均か、無料公演を含むかなどの定義確認が欠かせない。今回の資料でも、動員と収支の集計対象数は一致していないため、両者を単純に対応させることはできない。