音声や画像などのデータに、識別のための情報を埋め込む技術。見聞きした際に気づきにくい形で付加するものもあり、作品の由来や管理情報を確認する用途がある。
電子透かしがあるだけで、複製や外部での再生を自動的に防げるわけではない。検出するサービスと、その結果に応じて許可や拒否を行う処理が組み合わさって初めて、利用条件の管理につながる。
今回の特許には、承認した派生作品への透かしの付与と、承認の有効期限を管理する構想が記されている。透かしの検出を提携先に求める設計もあり、実効性は参加するサービスや運用条件に左右される。日本の利用者にとっても、識別の技術と、契約や権利に基づく利用許可は分けて理解する必要がある。