税収の配分上限は、集まった税収のうち、特定の機関に配分できる金額に設けられる天井を指す。本記事では、CNM国立音楽センターこくりつおんがくせんたーCentre national de la musiqueフランスの音楽支援機関で、略称はCNM。今回の声明では、業界から生じる税収の配分先であり、創作や会場、輸出などを支える財源の議論の中心に位置する。用語集で詳しくに充てられる税収をめぐる上限を意味する。税率そのものの上限や、納税者ごとの負担上限とは区別される。
上限の引き上げは、配分できる金額を増やす一方で、天井という仕組みを残す。上限の撤廃は、その制限自体を取り除く要求である。TPLMは、業界の成長による税収増を支援財源に反映させるため、両者の違いを重視している。
ただし、上限を撤廃しても、経済活動や税収が必ず増えるわけではない。また、今回の声明は現行の上限額や撤廃後の増収試算を示していない。日本から読む場合も、予算の増額要求と、財源の配分ルールを変える要求を分けると、争点が捉えやすい。