米国で議会が政府の支出を認めるために設ける予算を指す。政策の実施には資金が必要であり、どの機関にどれだけ配分するかは、議会による予算上の判断となる。ただし、法案が議会の一院を通過した段階と、成立して資金が実際に使われる段階は同じではない。
本記事で重要なのは、配分額そのものに加え、資金を利用できる条件である。政権は、議会が承認する資金についても、スミソニアンが審査と今後の内容修正に協力することを利用条件として示した。これは記事に記された政権の通告であり、その法的な妥当性が確定したという意味ではない。
日本の予算制度と比較するときも、議会の承認、行政による執行、個々の機関への資金提供を分けて捉える必要がある。財源が公的であるという共通点だけでは、展示への関与の権限や範囲までは判断できない。