アクセシビリティは、人が施設、情報、サービスなどを利用する際の障壁を減らす考え方である。美術館では、移動しやすさや情報の受け取りやすさに加え、費用、時間、言葉、参加方法なども、作品との出会いを左右する条件になる。
本記事の対話では、無料開館日や地域向けプログラムを設けるだけで十分なのか、という問いが出される。人々に既存の制度へ合わせてもらうだけでなく、組織の側が異なる経験に開かれ、暮らしに応じた複数の入口を用意するという意味で使われている。
日本語では、障害に関わる利用環境の整備を指す文脈でも用いられる。本記事の広い使い方は、その具体的な課題を置き換えるものではない。誰にとって、どの障壁があり、何が改善されたかを区別しなければ、参加の拡大を確かめることは難しい。