合理的配慮は、障害のある人がサービスなどを利用する際の障壁を減らすために行う調整を指す。ここでは英国の「reasonable adjustments」に対応する訳語として用いている。必要な調整は、障害の種類や利用場面によって異なる。
記事でEHRCが説明した2010年平等法の特徴は、サービス提供者に事前の対応を求める点にある。個別の申し出を待つだけでなく、どのような支援やアクセス上の必要が生じるかをあらかじめ考えるという意味だ。フェスでは設備、情報提供、スタッフの応対が関係する。
日本でも合理的配慮という用語は使われるが、法的な範囲や判断の枠組みまで英国と同一とは限らない。今回の合意が履行されたという評価も、すべての人にとって障壁がなくなったことと同義ではない。