組織が複数の事業を行う際、ある事業の収入を、別の事業の費用に充てること。個々の事業だけで採算を判断するのではなく、活動全体の収支の中で資金を配分する考え方である。
今回の記事では、人気のあるオペラ作品から得た収入を、収益の少ない知名度の低い作品の上演に回す慣行が説明されている。観客を集めやすい作品と、そうでない作品を組み合わせることが、演目の多様さを支える仕組みになる。
ただし、内部補助があれば組織全体の赤字を解消できるわけではない。日本の文化施設を考える場合も、作品別の採算と年間の収支は区別される。この記事には作品ごとの収支が示されておらず、具体的な補助額やその効果までは判断できない。