EBITDAは、利払い、税金、有形・無形資産の償却などの影響を除いて利益を見るための指標である。資金の借り方や会計上の償却負担が異なる企業について、事業の収益力を比較する場面で使われる。
音楽権利を取得する企業では、取得した権利に関する会計上の費用が利益に影響する。そのため、買収や企業評価の説明でEBITDAが示されることがある。ただし、権利取得に支払った資金や借入金の返済負担まで、この数字だけで把握することはできない。
日本企業を含めて比較する際には、算定方法や調整項目の確認が必要になる。実際に得られた利益なのか、将来の目標なのかも重要な違いだ。今回の記事にある中期目標は実績ではなく、統合後に目指す収益水準を示したものとして読む必要がある。