美術館や大学などの文脈でいうエンダウメントは、活動を長期的に支えるために保有・運用する資金を指す。一般には、資産から得られる収益などを活動費に充て、継続的な財源とする仕組みである。
ただし、日本語の「基金」は幅の広い言葉であり、すべてが同じ運用方法を採るわけではない。元本の扱い、支出できる範囲、使途、運用方針は、それぞれの条件によって異なる。名称だけから制度の詳細を判断することはできない。
今回の記事が明示するのは、寄付が実習制度を恒久的に支えるために使われる点である。年間の支出額や運用方法までは示されていない。寄付の総額を、そのまま毎年使える予算や実習生への直接給付額と読み替えないことが重要になる。
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