FTCは米国の連邦取引委員会を指す。消費者保護や競争に関わる行政機関であり、本件では米7州とともにLive NationとTicketmasterを提訴した。行政機関が訴えたという事実と、裁判所が違反を認めたという事実は区別する必要がある。
今回の記事でFTC側の主張として紹介されているのは、厳しい購入制限を設けているという説明と、転売業者が上限を超えていたとされる取引実態との隔たりだ。これに対し、企業側は法律の適用の仕方に異議を唱えている。
日本から読む場合、FTCを国内の特定の機関と完全に同じものと捉えないことが重要になる。担当する制度や法的な権限が異なるため、米国での提訴から日本での違法性や処分を直接導くことはできない。