ISRCは、個々の録音や音楽ビデオを識別するための国際標準コードである。曲の題名や演奏者名だけでは区別しにくい録音を、共通の識別子で扱うために使われる。作詞・作曲された楽曲そのものを識別する仕組みとは区別される。
利用状況を追跡し、報告や権利管理につなげる際には、どの録音が使われたのかを特定する必要がある。ISRCはその基礎になるが、コードがあるだけで権利の所有や収入の分配先が確定するわけではない。
今回の発表は、既存の接頭コードを用いる方式を残しながら、個別の録音への自動付与を追加するものだ。日本での利用を考える場合も、国際標準としての役割と、新機能を提供する窓口や条件は別の事項となる。発表には日本向けの具体的な案内はない。