舞台のためにすべての楽曲を書き下ろすのではなく、すでに知られている歌などを使って構成するミュージカル。特定のアーティストの作品を集める場合も、時代やテーマに沿って複数の歌い手の曲を選ぶ場合もある。
歌手の人生を描く伝記形式と同義ではない。架空の登場人物が既存曲を歌い、原曲とは異なる状況や関係の中で歌詞の意味を立ち上げることもできる。聴き慣れた曲と新しい筋書きの結び付きが、作品の特徴となる。
日本語で海外の企画を読む際も、「本人の舞台出演」「伝記作品」「楽曲を使った創作」を区別すると内容を把握しやすい。人気曲が使われることと、上演の成功が確定することは別であり、構想段階の提案を制作決定と混同混同こんどうConsumer Confusion商品や表示を見た人が、提供元や他者との関係を取り違えること。商標の争いでは、実際に起きた取り違えと、起こるおそれがあるという主張を区別して読む必要がある。用語集で詳しくしない注意も必要だ。