パフォーマンスアートは、身体や行為、その持続時間、場所との関係を用いる美術表現である。絵画や彫刻のような物体を残す場合もあるが、出来事そのものが作品の中心となることも多い。演劇やダンスと重なる領域を持ち、形式だけで明確に区切れるものではない。
美術館で行われる場合、展示室の規則、観客との距離、周囲の収蔵作品も意味を持つ。記録写真は重要な資料となる一方、音や時間、移動、その場での応答をすべて伝えるわけではない。
日本でこの用語に接する際も、単なる余興や実演という意味での「パフォーマンス」と区別すると理解しやすい。裸体を伴うことは定義上の条件ではなく、作品ごとに身体を使う理由や鑑賞条件を確かめる必要がある。