一つの企業グループの下に、複数の音楽レーベルを置く体制を指す。各レーベルが異なる作風や育成方針を持つ一方で、親会社の資金、流通、海外事業などの基盤を利用する設計が考えられる。ただし、共有する機能の範囲は企業ごとに異なる。
重要なのは、レーベルの数と制作上の独立性は同じではないという点だ。別の名称や組織があっても、予算や人事、作品の承認を誰が決めるかによって、実際の裁量は変わる。企業側が掲げる独立性と、確認できる権限の範囲を分けて読む必要がある。
日本語でもレーベル名、運営会社名、親会社名は区別したい。同じ企業グループに属することだけで作風の共通性を推定せず、制作責任者や支援機能の配置を見ることで、組織の役割を捉えやすくなる。