用語集/文化と表現

意識の流れ

いしきのながれStream of consciousness

思考や感覚、記憶が次々に移り変わる連なりを捉える考え方や表現。文学で知られる用語だが、この記事では作家が日常の視覚体験と無意識の関係を語るために用いている。

思考、感覚、記憶などが、必ずしも整然とした順序を取らずに連なっていく様子を指す。文学では、人物の内面の動きを表現する方法として知られる。一方、作家が自分の制作感覚を説明する言葉として使う場合もある。

本記事でマンゴーは、歩道の亀裂、雲の形、通りの人の顔など、目に入るものが無意識へ取り込まれる感覚を説明するためにこの語を用いている。特定の絵画技法を分類しているのではなく、日常の知覚と制作のつながりを語った発言である。

日本語でも文学や美術の文章に現れるが、文脈によって意味の範囲は異なる。この発言から作家の心理状態を診断したり、作品の制作手順を断定したりすることはできない。ここでは、制作場所の内側と街の体験が連続しているという本人の説明として読む。

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