芸術への支援を通じて、個人や企業、組織の評判が改善され、別の領域での問題が見えにくくなることを批判的に捉える言葉である。寄付や協賛そのものではなく、それによって得られる名声や社会的な承認に焦点を当てる。
美術館などの文化機関は、支援を受けて活動を続ける一方、支援者へ文化的な信用を与える場にもなり得る。そのため、資金の使い道だけでなく、支援者がどのように紹介され、機関の判断に関与するかも論点となる。
ただし、芸術支援があるという事実だけで、評判を洗い流す意図や効果を証明できるわけではない。日本の事例を考える場合にも、支援の条件、問題との具体的な関係、機関側の説明を分けて確認する必要がある。評価を伴う批評語であり、中立的な会計分類ではない。