用語集/ビジネスと契約

レピュテーションリスク

Reputational risk

企業や人物への評判、信頼が損なわれることで、取引や所属関係、事業運営などに影響が及ぶリスク。法的責任の認定とは分けて考える概念である。

企業や人物に対する評価や信頼の変化が、顧客、取引先、従業員などとの関係に影響するリスクを指す。売上や費用に表れる場合もあれば、契約の継続や人材の確保など、すぐには金額で把握できない形で表れる場合もある。

評判をめぐる判断と、違法行為の有無は同一ではない。法的責任が認定されたかどうかとは別に、関係者が取引や所属を続けるか判断することはあり得る。そのため報道では、確認された行為、当事者の説明、第三者の反応を混同混同こんどうConsumer Confusion商品や表示を見た人が、提供元や他者との関係を取り違えること。商標の争いでは、実際に起きた取り違えと、起こるおそれがあるという主張を区別して読む必要がある。用語集で詳しくせずに扱うことが重要になる。

日本の音楽企業を考える際にも使える概念だが、海外の一例から国内で同じ反応が起きるとは限らない。また、批判や離脱が報じられただけで、企業価値の下落額まで算定することはできない。本記事では、関係の変化が売却方針の背景になった点を捉えている。

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