気候の変化や、それに伴って生じる影響に対応するため、活動や環境の管理方法を調整すること。温室効果ガスの排出を減らす対策とは目的の置き方が異なり、すでに生じている影響や将来想定される条件への対応に焦点を当てる。
文化施設では、建物や収蔵品の管理に加え、屋外空間や庭園の維持も対象になり得る。モネの庭園で報じられた、気候変動に強い植物を将来の植栽に選ぶ動きは、その具体例として読むことができる。
歴史的な庭園では、対応のための変更が、従来の景観や植物の構成に影響する可能性もある。日本の施設を含め、何を保存の中心に据えるかによって判断は異なる。適応という言葉だけで、特定の植え替えや設備導入の妥当性が決まるわけではない。