ディスカバラビリティは、作品が利用可能であることと、実際に利用者の目や耳に届くことを区別する概念である。検索結果、推薦欄、特集など、作品との接点を生む仕組みが関係する。
配信では多数の作品を扱える一方、どの作品を表示するかによって出会いの機会が変わる。そのため文化政策では、特定の地域や言語、文化の作品が見つけられる条件も論点になる。表示回数やクリック率、再生数は、その一部を把握する指標となる。
ただし、表示されたことと、聴取が定着することは同じではない。日本から海外の制度を読む場合も、作品の登録義務、表示に関する要件、金銭的な拠出を区別する必要がある。本記事で扱うカナダの音声向け規則は、出典時点では別途協議中である。