DNSリゾルバーは、利用者が指定したドメイン名について、通信先を特定するための情報を調べる仕組みである。人が読みやすいサイト名と、機器が通信に使うアドレスを結びつける過程を担う。通常、それ自体が音楽や映像のファイルを保管しているわけではない。
サイト遮断をめぐっては、侵害コンテンツを直接提供する主体に加え、接続を支える主体にどこまで対応を求められるかが問題になる。DNSリゾルバーが争点となるのは、利用者がサイトへ到達する経路に関わるためである。
ただし、遮断の具体的な方法や対象、法的な義務は、個別の制度や裁判によって異なる。本記事の出典は欧州での対象拡大を伝えているが、判決ごとの条件までは示していない。日本の制度と同一視せず、どの地域の判断かを区別する必要がある。