暖房、換気、空調を意味する英語の頭文字を組み合わせた設備用語である。室温を調整する機器だけでなく、空気の入れ替えや室内環境を保つための設備をまとめて表す。
ミュージアムでは、来館者や職員が利用する環境と、作品・資料の保存環境の双方に関係する。ただし、必要な温湿度や設備の仕様は、収蔵品の材質、建物、展示・保管の条件によって異なる。すべての館に同じ設備が必要という意味ではない。
今回の記事では、小規模館にとって費用負担の大きい更新の例として登場する。日本の館について読む場合も、単なる冷暖房の交換費用と、保存環境を含む設備全体の更新費用を混同混同こんどうConsumer Confusion商品や表示を見た人が、提供元や他者との関係を取り違えること。商標の争いでは、実際に起きた取り違えと、起こるおそれがあるという主張を区別して読む必要がある。用語集で詳しくしないことが重要になる。米国の費用負担の例から、日本の工事費や予算比率を推定することはできない。