複数の美術館などが協力して、一つの作品を取得する仕組み。取得費用だけでなく、保管、展示、輸送などをどのように分担するかが実務上の論点となる。ただし、その取り決めは個別の契約によって異なる。
単独では取得が難しい作品に関わる機会や、複数の場所で公開する機会につながる可能性がある。一方、参加する各館の承認手続きが必要になるため、すべての館が同じ判断をするとは限らない。
今回の記事では、AGOが撤退した一方、別の2館は取得を進めたと報じられた。持ち分や費用の詳細は示されていない。日本の事例と比較する際にも、共同展示や作品の貸し借りとは区別し、取得と管理の契約内容を確認する必要がある。