オンデマンド印刷は、注文に応じて必要な数量を印刷する方式である。グッズ販売では、注文後にシャツなどへデザインを印刷し、購入者へ届ける仕組みとして使われる。先にまとめて製造する方法に比べ、売れ残る在庫を抱える負担を抑えやすい。
Softsideは、すべての商品をこの方式で扱い、在庫の事前購入と最低注文数を設けていないと説明する。少量の販売でも収入が発生する設計は、ファンによる多様なデザインを商品化する仕組みと結びついている。ただし、印刷方式そのものが権利処理を解決するわけではない。
日本でも受注生産型のグッズ販売などで用いられるが、価格、品質、納期、返品条件は事業者ごとに異なる。在庫への支出が不要でも、制作にかかる時間や販売手数料がなくなるわけではなく、分配条件とは分けて捉える必要がある。