フェスの主な演奏を一つの舞台に集約する構成。複数のステージから観客が選ぶ方式とは異なり、出演者が順に登場するため、目当ての演奏が同時に進む問題を避けやすい。観客は同じ場所にとどまりながら、催し全体の流れを共有できる。
一方、単一ステージは小規模開催と同義ではない。大きな会場でも採用でき、後方からの見え方、音の届き方、転換中の過ごし方などが体験を左右する。食事や休憩に出る人の動線も含め、舞台以外の設計が重要になる。
日本の催しを考える際も、ステージ数と収容規模は分けて読む必要がある。Head Tripの記事から確認できるのは主な出演者を一つの舞台に集めたことまでで、人数制限によって親密さをつくった事例と解釈する根拠はない。