火災の熱などに反応して散水する消火設備。建物に備えられた配管と散水部分などからなり、人や建物を火災から守る役割を持つ。具体的な仕組みや作動する範囲は、設備の方式によって異なる。
美術館では、防火の機能とともに、水が作品や展示環境に与える影響も考慮される。ただし、漏水が起きたという情報だけでは、設備の方式や破損箇所、管理上の問題までは特定できない。火災による作動と、設備の損傷による漏水も区別する必要がある。
日本の施設を考える際にも、設備の存在だけから安全性を比較することはできない。今回の記事が伝えるのは、悪天候への準備中に破損し、ショップが浸水したという館の説明であり、技術的な調査結果ではない。