テニュア・トラックは、一定の評価期間を経て、テニュアと呼ばれる継続的な雇用の保障を得ることを目指す教員の職や制度である。研究や教育の実績などが審査される。採用された時点でテニュア取得が確約されるわけではなく、具体的な条件は大学によって異なる。
雇用の安定は、長期的な研究や、権力・通説への批判を含む学術活動を支える条件の一つと考えられている。このため、職の削減は人数の問題にとどまらず、どの分野の研究を将来にわたって維持できるかという問題にもつながる。
日本にも同じ名称の制度があるが、審査、任期、取得後の雇用条件などを米国と一律に扱うことはできない。また、常勤教員であることと、テニュアを取得していることは別である。本記事の解雇対象者全員の雇用上の地位は示されていない。