用語集/権利と法律

不法死亡

ふほうしぼうWrongful death

他者の違法な行為や過失によって死亡が生じたとして、遺族などが民事上の賠償を求める際の法的概念。死亡についての刑事責任を問う手続きとは区別される。

他者の違法な行為や過失などによって人が死亡したとして、遺族などが損害賠償損害賠償そんがいばいしょうDamages契約違反などによって生じた損害を金銭で補うこと。本件の争点は、請求できるかだけでなく、将来収入や残るメンバーの活動を金額にどう反映するかにある。用語集で詳しくを求める際に用いられる米国の法的概念である。誰が請求できるか、どのような損害が対象になるかは、適用される州法などによって異なる。

事件の実行者を処罰する刑事手続きと、死亡による損害の賠償を求める民事手続きは別のものである。会場運営者を相手とする訴訟では、実行行為そのものだけでなく、運営上の過失と被害の関係などが争点になり得る。

今回の遺族による請求も、提訴されたこと自体で会場側の責任が確定するものではない。日本で報道を読む際には、死亡事件に関する刑事裁判と混同混同こんどうConsumer Confusion商品や表示を見た人が、提供元や他者との関係を取り違えること。商標の争いでは、実際に起きた取り違えと、起こるおそれがあるという主張を区別して読む必要がある。用語集で詳しくせず、誰に対して何の責任を求めている訴訟なのかを区別することが理解の前提となる。

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