用語集/権利と法律

労働組合

ろうどうくみあいLabor union

働く人々が労働条件の維持・改善などを目的に組織する団体。使用者と集団で交渉する基盤になるが、結成の表明と、交渉代表としての承認や協約の成立は別の段階である。

労働組合は、働く人々が賃金、労働時間、安全、福利厚生などの条件について、集団で意思をまとめるための組織である。文化施設でも、専門職や来館者対応、運営など、異なる仕事を担う人々が組織化の対象になり得る。

米国では、使用者による自主的な承認や、全米労働関係委員会の手続きによる選挙が、交渉代表を定める経路となる。ただし、組合をつくる意思の表明、代表としての承認、労働協約労働協約ろうどうきょうやくCollective bargaining agreement労働組合と使用者側が交渉して結ぶ、報酬や労働条件などに関する取り決め。今回の録音労働協約では、AI利用の料金が定められていない点が争われた。用語集で詳しくの成立は区別する必要がある。

日本にも労働組合の制度があるが、米国の承認・選挙の仕組みと同一ではない。海外の美術館の事例を読む際は、誰が参加対象で、何を要求し、手続きがどの段階にあるのかを分けて捉えると、達成事項と未確定事項を混同混同こんどうConsumer Confusion商品や表示を見た人が、提供元や他者との関係を取り違えること。商標の争いでは、実際に起きた取り違えと、起こるおそれがあるという主張を区別して読む必要がある。用語集で詳しくせずに済む。

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