クラブや文化施設でいうプログラミングは、催しの内容と日程を組み立てる仕事を指す。コンピューターのプログラムを書く意味とは異なり、どの出演者や企画を、どの日に配置するかという運営上の設計である。
単発の出演者選びにとどまらず、平日と週末の役割分担、定例イベントの継続、会場主催と外部主催の組み合わせも含む。こうした積み重ねは、観客がその会場をどのような場所として認識するかに関わる。
日本語では「企画編成」などと説明できるが、業務の範囲は会場によって異なる。XOYOでは、設備を大幅に改修する一方、従来になじみのある週間編成をおおむね維持すると報じられた。建物の変更と企画の変更を分けて読むために役立つ用語である。
NARROWERこの用語の下にある用語
- カウンタープログラミングCounter-programming有力な番組や催しに対し、同じ時間帯に別の選択肢を用意する編成手法。内容や対象層の違いで視聴者に働きかけ、企画同士の対比が意味を持つ場合もある。
- セットリストSetlistライブで演奏する曲を順番に並べた一覧。出演者の進行用資料を指すほか、公演後に観客が実際の演奏順や変更点を書き残した記録としても使われる。
- プライベートイベントPrivate events結婚式や誕生日会など、主催者が特定の参加者を招いて開く催し。音楽家にとっては、一般向けのチケット販売とは異なる形で演奏の対価を得る機会になる。
- レジデンシー公演Residency showアーティストが一つの会場を拠点に、一定期間、複数回にわたって行う公演。各地を移動するツアーとは異なり、会場固有の設備を前提に演出を組み立てられる。