誰が届けるかも問われる配信
再生不正対策の入口を配信前へ、音楽流通各社が共通基準
音楽配信の不正対策で、再生された後の検知だけでなく、楽曲を届ける前の確認が焦点になっている。IFPIが発表した新たな取り組みは、流通事業者の本人確認や権利確認、情報共有に共通基準を設けるものだ。大手と独立系が支持を表明する一方、実施の広がりや効果を示す数字は、まだ公表されていない。
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誰が届けるかも問われる配信
音楽配信の不正対策で、再生された後の検知だけでなく、楽曲を届ける前の確認が焦点になっている。IFPIが発表した新たな取り組みは、流通事業者の本人確認や権利確認、情報共有に共通基準を設けるものだ。大手と独立系が支持を表明する一方、実施の広がりや効果を示す数字は、まだ公表されていない。
聴こえる音に、制作過程の手がかり
IFPIなどの音楽団体が、録音物への生成AIの関与を曲単位で示す任意ラベルを発表した。全体や主要部分を生成した録音と、人間の表現を一部補助した録音を区別する仕組みだ。まだ作詞・作曲は対象外で、各配信サービスへの実装もこれから。それでも、完成した音に制作過程の情報を添える共通言語が形になりつつある。
配信の伸びしろを支える仕事
EUの録音音楽収入は2025年に60億ユーロへ達した。IFPIの新報告が成長の土台として挙げるのは、レーベルによる才能への投資と、既存の法制度の実効性だ。契約形態の変化を示す資料ではないが、配信市場の余地をアーティストの活動につなぐ役割から、レーベルを捉える視点が浮かぶ。