用語集/地域とシーン

ハイブリッド・ジャンル

Hybrid genres

異なる音楽的伝統や制作技法の組み合わせから形になるジャンル。元の要素を残しつつ、新たな音のまとまりや聴き手のつながりを生む点に着目する呼び方。

異なるジャンルのリズム、音色、歌唱、制作技法などが組み合わさり、独自のまとまりとして認識される音楽を指す。単に複数の影響があるというだけでなく、それがジャンルとして語られ、共有される過程が論点になる。

今回の記事は、こうした混合が聴き手に認識される以前から、制作素材の選択に表れていると説明する。新しい音の成立を、完成した楽曲の特徴だけでなく、制作時の行動からも考えるための概念である。ただし、素材のダウンロードだけで作品の完成や成功が分かるわけではない。

日本の音楽を考える際にも使える視点だが、今回の本文に日本固有の分析はない。分類の境界や名称は固定的とは限らず、どのデータで何を区別しているのかを確認しながら読む必要がある。

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