企業の合併と買収をまとめて表す言葉。別の企業を傘下に迎えることで、自社だけでは蓄積に時間がかかる専門知識、人材、顧客との関係、地域での事業基盤などを取り込める場合がある。規模の拡大と能力の獲得は、区別して考えられる。
今回の取引では、AEGがAuguriの地域に根ざした発掘・育成の力を評価している。一方、買収額、取得比率、契約条件は出典に記載されていない。「買収」という情報だけでは、経営権の細部や投資の採算まで判断できない。
日本の企業買収を読む場合も同様に、発表された狙いと、その後に確認できる成果は別である。人材の継続参加、意思決定の仕組み、実際の事業展開などを見なければ、組織の接続がどう働いたかは分からない。